指導者の資格 (3)

指導者の資格(2)の続きです。
今回は短いですが、ご容赦ください。
また、講演を行った時の内容に、一部補足をしています。

こういう事件がありました。

私は神学校の隅の家(寮)に、ルームメイトと一緒に住んでいました。そのルームメイトが、入学後すぐにガールフレンドをつくりました。同じ神学校の学生です。

あるとき、そのルームメイトが、夜、彼女を部屋に入れて、鍵を閉め、電気を消したのです。私は、「それはクリスチャンの習慣ではない」と、外から何度もドアを叩き、二人をその部屋から追い出しました。こうしたトラブルが何度か続き、そのルームメイトは、私に対して怒りだしました。

土曜の、雪が積もる日のことです。私は毛布と、入れられるだけの本と着替えをバックに詰めて、家から出ました。次の日が日曜日だったのは幸いでした。私は、いつも通う教会の門の前に座っていました。やがて牧者が会堂に着き、自分を見つけ、”Are you OK?”と尋ねました。私は答えました。”No.”

私はすべての事情を話し、それから結局、教会の長老の方の家に、1ヶ月ほど泊めていただきました。これはありがたい話です。

その間、神学校と、私の教会の牧者などを交えて話し合ったのですが、神学校の出した結論は、「神学校は教育機関であって、教会ではない」ということでした。そして、証拠もないのに誰かを罰することはできない。あなたが部屋を出て行ったのだから、あなたが悪いのだ、ということで、その時から、より狭くて、月100ドルほど高い部屋に移らざるを得なかったのです。牧者は「不公平だ」と抗議しましたが、ここしか部屋が開いていないといって、聞き入れられませんでした。

神学校というのは、なかなか、聖書のいうリーダーを育てる場所にはなっていないというところがあるのです。

(続く)

コメントを残す